商品説明

ローラー MALOSSI 1913.7mm

情報

バリアトル内の遠心ウェイトは消耗部品であり、負荷に応じて定期的に交換する必要があります（摩耗チェックは約5000kmごと）。

 ローラーの摩耗は片側の平坦化で特徴づけられ、ローラーはバリアトルのレースウェイ内で適切に滑らなくなります。これにより加速が悪くなり、ローラーの直径が減少してバリアトルが完全に伸びなくなるため、最終速度も低下することが多いです。

早期摩耗を防ぐために、グリースの代わりにPTFEベースのドライ潤滑剤を推奨します。この潤滑剤は、グリースのように数回転で飛び散ることなく、バリアトル内に永久的に留まります。

注意: ご注文前に、バリアトルで使用すべきウェイトを必ずご確認ください。中古車はしばしばスポーツバリアトルが装着されており、オリジナルとは異なるサイズのウェイトを使用していることがあります。
そのため、車両の選択肢には、元々あなたの車両で使われていないサイズも含まれていることがあります。

チューニングのヒント

オリジナルより重いウェイトは、スクーターが約10～50km/hの速度域で加速する速度を下げます。
オリジナルより軽いウェイトは、スクーターが約10～50km/hの速度域で加速する速度を上げます。

例えば異なる排気系によってエンジンが元のものより高回転でのみ最大出力を発揮する場合に限り、ウェイトは軽めに選ぶべきです。そうでなければ、エンジンは回転しなくなり、回転数が高くても出力が低くなり、加速も悪くなります。たとえ音はスポーティーに聞こえてもです。

調整に理想的なのは、異なる重量クラスのセットです。例えば3x5グラムと3x7グラムの異なるウェイトセットを混ぜることもできます。これらはバリアトル内で交互に配置し、バランスの崩れを避けなければなりません。例では、算術平均で6グラムになります。唯一の欠点は、重いウェイトの方がやや早く摩耗することです。

まずバリアトルの調整後に、クラッチスプリングをそれに応じて選ぶべきです。そうしないと、重いバリアトルウェイトを補うためにスプリングがしばしば硬すぎるものが選ばれてしまいます。

スクーターが最高の性能と加速を発揮するのは、唯一の一組のウェイトによってです。ウェイトがあまりにも軽く選ばれていない限り、モーターがカウンタースプリングに対抗する力を持たない場合を除き、ウェイトで最終速度を左右することはできません。

カウンタースプリングは、可能な限り柔らかく、しかし必要な硬さで選ぶべきです。そうすることで、Vベルトは滑らず、駆動部に過度な摩擦がかかることもなくなり、それは摩耗や性能低下を意味します。